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Pickup News2017年9月28日-4発信

バッテリー乗せ換えプログラムを用意
リーフ中古車の商品力復活の裏ワザ - 日産 -

全世界でもっとも売れているEV車、日産リーフの2代目が9月6日に発表された。10月2日から発売を開始する。2010年12月に発売された初代リーフは、EV車のパイオニアとしてグローバル49市場で累計30万台を販売した。

7年ぶりにフルモデルチェンジ(FMC)された新型モデルには、昨年セレナにも搭載された同一車線自動運転技術「プロパイロット」や自動駐車システム「プロパイロットパーキング」、ブレーキペダルに踏みかえることなく、アクセルペダル操作だけで車速調整できる「e-Pedal」などの最新技術を搭載。新型リチウムイオンバッテリーは容量40kWh、航続距離400㎞(JC08モード)を実現した。

9月6日に世界初公開された2代目日産リーフ 新型リーフのリチウムイオンバッテリーは航続距離400㎞
9月6日に世界初公開された2代目日産リーフ 新型リーフのリチウムイオンバッテリーは航続距離400㎞

税込み価格は315万0360円から。実際の購入には、国の補助金が40万円と地方自治体の補助金が付く。

ニューモデルの発売により下取り車両が中古車市場に流通することが想定されるが、「リーフ」という車名を聞いて渋い表情を浮かべる専業者も多いのではないだろうか。同じ次世代燃料自動車、HV車のトヨタ・プリウスの中古車が長らく高値で取引きされているのとは対照的に、EV車リーフの中古車価格は激しい下落を記録しているからだ。

中古車価格暴落の最大の理由は、バッテリー性能の劣化があげられる。携帯電話やノートPCで周知のように、バッテリーは充電のたびにフル充電から性能がダウンする。リーフのバッテリー自体には8年16万kmの保証が付いているが、新車時に160km走れた初期型のリーフでも、中古車では100kmから80km、さらにそれを下回る航続距離になってしまう。

その対策として、日産はEV車のバッテリー乗せ換えプログラムを用意した。星野朝子専務(日本事業担当)は「あくまで下取り対策と考えていますが、初代モデルの中古車のバッテリーを新型(のバッテリー)に交換することも技術的に対応できます」と説明する。

費用は60万円。全国の日産ディーラーで作業に対応する。リーフ中古車のウィークポイントをリペアすることで、高い商品価値を維持させることも可能になるというわけだ。

なお、EV車普及の足かせとなっていた充電ステーションも、現在は全国で2万8000基(うち急速充電器7200基)に増加している。


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